2025年6月10日、バイナリーオプション業者「the option(ザオプション)」から、仮想通貨の土日取引が可能になったとの案内が届きました。これにより、これまで平日のみだった取引が、土曜日・日曜日も利用できるようになります。
対象となるのは、「BTC/USD」「BTC/JPY」「ETH/USD」「ETH/JPY」の4通貨ペア。短期取引から1日取引まで、平日と同じ感覚で取引できます。
本記事では、ザオプションで週末にできることや注意点、入金方法、他社との違い、実際の取引例などをわかりやすく解説します。
the option(ザオプション)の土日が解禁
2025年6月10日にザオプションより以下の内容のメールが送られてきました。
平素はtheoptionをご利用頂き誠にありがとうございます。
仮想通貨ペアに限り、土曜日に加えて、日曜日もお取引が可能となりますのでご案内いたします。
※ 仮想通貨ペアは、土日を含む週7日取引可能です。
詳しい取引銘柄一覧および取引時間についてはこちらをご確認ください。
※サポート窓口は、平日および土曜日のみ営業しておりますのでご了承ください。
以上、引き続きお取引をお楽しみくださいませ。

これによりthe option(ザオプション)の土日が解禁された事が分かります。
ザオプションの土曜日は仮想通貨のみ取引可能
ザオプションの土日は仮想通貨のみ取引可能になっています。
- BTC/USD
- BTC/JPY
- ETH/JPY
- ETH/USD
仮想通貨は僅か数分ので価格が大きく上がったり、下がったりしますので、外国為替通貨に比べて値動きが激しいと言う特徴があります。
値動きが激しい理由は、発行量に上限があり、政府や中央銀行のように価格を調整する存在がいないため、売買の勢いによって一気に動いてしまうからです。
特に影響が大きいのは、アメリカで発表される経済の数字(たとえば物価の変化や雇用の状況)や、ビットコインが正式な投資商品として認められるかどうかなどの重要なニュースです。
それに加えて、有名人のSNS投稿や大手仮想通貨取引所のトラブル、ハッキングなどの予期せぬニュースにも反応し、短時間で急激な価格変動が起きることがあります。
仮想通貨の取引はこれら要素を理解していないと急激な値動きに対応できないので、ある程度理解できている方のみ利用して方が良いでしょう。

外国為替とは異なりますので、無理に土日に取引する必要はありません。
通貨ペア | 値動きの大きさ | 特徴・解説 |
---|---|---|
BTC/USD | 非常に大きい | 世界で最も取引量が多いペア。米国のニュースや発言で急変しやすく、値動きが速いため注意が必要。 |
BTC/JPY | やや大きい | BTC/USDと似ているが、日本円の影響も加わるため複雑。円安になると価格が上昇しやすい傾向がある。 |
ETH/USD | 中くらい | 比較的安定した動きで、BTCよりもトレンドが読みやすい。テクニカル分析が有効に働きやすい。 |
ETH/JPY | 比較的おだやか | 値動きが緩やかで、日本円で判断できる。一定範囲で推移することが多く、分析に向いている。 |
ザオプションの土日の取引時間
ザオプションは取引方法によって、取引出来る時間が異なります。取引方法は大きく分けると「1日単位」か「秒・分単位」に分かれます。
取引方法 | 取引時間 |
---|---|
1日単位 |
|
秒・分単位 |
|
ザオプションの土日は基本的に「朝5時~朝8時」まで取引する事が出来ませんが、それ以外は平日同様に取引が可能になります。
土曜日にサポートが機能しているか質問してみた
ザオプションの「土曜日も♪日曜日も!週末はtheoptionで仮想通貨ペアのお取引!!」のお知らせメールには以下の文言があります。
※サポート窓口は、平日および土曜日のみ営業しておりますのでご了承ください。

即ち、土曜日もサポートが可能と言う事になります。
そこでザオプションのサポートが土曜日でも機能しているのか実際に試して見ました。
質問内容は「クレジットカードでの入金は無くなったのですか?」とシンプルなものにしました。実際に気になっていたのでこの機会に質問する事に。
取引画面右下にあるチャットより、質問をしてみると、対応は無く登録時のメールに返信がくる様になっていました。
土曜日は対応していないのかと思いましたが、約2時間後にチャットとメール双方に返信があったので「土曜日」もサポートしている事が分かります。

2時間程待たされますが、返答して貰えますので土曜日に気になることがあれば、チャットを利用して質問してみましょう。
ザオプションの土日は入金できるが、注意点も多い
まず前提として、ザオプションの入金方法はコロコロ変わります。特に銀行振込は使えなくなることがよくあるのでご注意下さい。
2025年6月15日の時点で、ザオプションの入金方法は「銀行送金」・「仮想通貨」・「bitwallet」の3種類になります。
銀行送金の場合、翌営業時間の対応になるので土曜日に入金しても最短で月曜日の午前中に反映されます。
仮想通貨の場合は、土日でも即時反映されると思われます。
bitwalletに関しては、事前に登録が必要で、クレジットカードの手数料が高いので使う理由はありません。
土日で、今直ぐ取引されたい方もいると思いますが、現状「仮想通貨で入金」以外は即時反映されないので、銀行送金の方は月曜日以降の取引になります。
そもそも土日は仮想通貨のみ対応していますので、ザオプションの使い方のみ練習しておきましょう。
ザオプション土日に出来るフリーデモのやり方を紹介
ザオプションの土日に試しておきたいフリーデモのやり方を紹介しています。
まずは、「フリーデモを試す」ボタンをクリックします。
取引方法を選択します。
仮想通貨のHIGH/LOWは1日取引になります。
判定時間をクリックしても「06:00」のみとなり、現在の時刻から06:00になった際の状況を予測する取引方法になります。
短期の場合、判定時間は15秒~5分になります。
- 15秒
- 30秒
- 60秒
- 3分
- 5分
取引したい判定時間を選択します。
スプレッドHigh/Lowとは「High/Low取引にスプレッドが追加」された取引方法になります。
時間はHigh/Low取引と同じで1日取引になります。
スプレッドとは「スプレッドの範囲で取引が終了すると負け」になる取引方法で、ハンデがある分ペイアウト率が高くなっています。
取引方法 | ペイアウト率 |
---|---|
High/Low | 1.85倍 |
スプレッドHigh/Low | 2倍 |
通常の取引では①(現在価格)に対してHIGHかLOWを選びますが、スプレッド取引では②~③の範囲(スプレッド)が設定されています。
仮に①(現在価格)でHighを選んだ場合②の価格より上がらなければ負けとなります。
※①~②の価格で終了した場合、負けとなります。
スプレッド短期は「短期取引にスプレッドが追加」された取引方法になります。
短期取引と異なるのは判定時間です。
スプレッド短期には15秒取引が無いのでそこだけご注意下さい。
- 30秒
- 60秒
- 3分
- 5分
取引したい判定時間を選択します。
取引方法を決めた後、取引通貨ペアを選択します。土日の場合4種類の通貨ペアしか無いので、画面上部に全て表示されています。
取引したい通貨ペアを選択します。
画面右にある購入画面より「購入金額」を入力後、「△(High)」もしくは「▽(Low)」をクリックします。
※ワンクリック注文にチェックが入っていると「△(High)」もしくは「▽(Low)」をクリックした瞬間に注文が確定するので、好みに合わせて使い分けましょう。
「購入ボタン」をクリックすると購入が完了します。
ザオプションの取引方法はとてもシンプルなので迷う事はほとんどありません。まずはデモ取引を使って操作方法に慣れておきましょう。
土日はザオプションが1番なのか?
ザオプション以外にも土日に仮想通貨取引ができるバイナリーオプション業者は多数あります。代表的な業者と言えば「ブビンガバイナリー」や「Bi-Winning」、「FIVE STARS MARKETS」があります。
どの業者も土日に仮想通貨での取引が可能になっていますが、業者毎にペイアウト率が大きく異なります。

であればやる事は一つ!全て比較する事です。
比較するのは「ビットコイン」で判定時間は5分~10分の間にしています。バイナリーオプション業者によって判定までの時間が異なるので、同じ条件には出来ません。
バイナリー業者 | 判定時間 | tペイアウト率 |
---|---|---|
ザオプション | 5分 | 1.80倍 |
ブビンガバイナリー | 5分以上 | 1.72倍 |
Bi-Winning | 10分 | 1.70倍 |
FIVE STARS MARKETS | 10分 | 1.85倍 |
※2025年6月15日(日)17:30に計測
全て同じ条件では無いのですが、ペイアウト率だけで見ると「FIVE STARS MARKETS」が一番高い事が分かります。
ただし、FIVE STARS MARKETSは非常に扱いにくいチャートをしていますので、ペイアウトが高いからと言っておすすめする事はできません。
ペイアウト率は勝率に大きく関わるので、高いに越したことは無いのですが、ペイアウト率だけで選ぶの危険なので、全体を見て選ぶ事をおすすめします。

ザオプションのペイアウト率が高いのは間違いないので、迷ったらザオプションを選んで問題無いでしょう。
ザオプションを日曜日に実際に取引してみた
ザプションは土日も取引できるのですが、初回の方は「7000円のキャッシュバック」を貰う事ができるので、お得に始める事が出来ます。
今回は7000円分のキャッシュバックを使ってどのくらい利益を出す事が出来るのかを試して見たいと思います。
取引方法は「BTC/JPY」の1分取引になります。
キャッシュバックと言う事もあり、深く考えず「High」「Low」を交互に取引した結果、2勝5敗と言う結果になりました。

率直な意見を言わせてもらうと1分取引はかなり難しいと感じました。
動画を見て貰うと分かるのですが、「High」「Low」どちらになってもおかしくない状態が常に続いています。
ペイアウト率を考えると15秒取引や1分取引に魅力的に感じますが、予想ができないのであれば、勝てるはずもありません。
特にザオプションの仮想通貨は1日取引を除けば5分取引が最長になっているので、他の業者に比べてもリスクは高くなっています。
日付 | 取引銘柄 | 取引オプション | HIGH/LOW | 購入金額 | ペイアウト |
---|---|---|---|---|---|
15/06/2025 18:46:16 | BTC/JPY | 短期 | HIGH | ¥1,000 | ¥1,850 |
15/06/2025 18:45:08 | BTC/JPY | 短期 | LOW | ¥1,000 | ¥0.00 |
15/06/2025 18:43:57 | BTC/JPY | 短期 | HIGH | ¥1,000 | ¥0.00 |
15/06/2025 18:42:49 | BTC/JPY | 短期 | LOW | ¥1,000 | ¥1,850 |
15/06/2025 18:41:37 | BTC/JPY | 短期 | HIGH | ¥1,000 | ¥0.00 |
15/06/2025 18:40:31 | BTC/JPY | 短期 | LOW | ¥1,000 | ¥0.00 |
15/06/2025 18:39:21 | BTC/JPY | 短期 | HIGH | ¥1,000 | ¥0.00 |
とは言え、そもそもの残高が5000円だったのに対して、取引終了後の残高が8700円まで増えていたので、3700円プラスなっています。
7000円のキャッシュバックは勝った分が残高に加算されるので、仮にペイアウト率1.85倍で1000円取引を7回行えば、最大で12950円残高を増やす事が出来ます。
無料で貰う事が出来て、最大12950円残高を増やす事ができるので、使わない理由もありません。
ザオプションの仮想通貨取引はそこそこ難しいので、デモ取引で試すか、初回に貰う事が出来る7000円のキャッシュバックでお試し下さい。
最後に

バイナリーオプションはリスクを伴います。簡単に勝てる様なものではないので、不安な方は取引自体されない事をおすすめします。
ザオプションが土日の取引を始めた理由
あくまでも予想になるのですが、ザプションが土日を解禁したのは「閉鎖されたハイローオーストラリア」の後釜を狙っての事だと思われます。
実際に5月1日のメールでは「サービス内容アップグレードのお知らせと今後のご提携について」と言う内容で「15秒取引」の追加を行っています。
当社では、ハイローオーストラリア様と同じプラットフォーム会社による提供環境のもと、
最高130%のペイアウト率や15秒の短期取引を含むオプション条件など、
トレード環境全体をそのまま継承しております。
また、入出金システムについても、今後ハイローオーストラリア様と同様の仕組みをご利用いただける予定です。
この様にザオプションはハイローオーストラリアの後釜を狙っており、その一環として土日が解禁されたと思われます。
これまでハイローオーストラリアを使ってこられた方は、この機会にザオプションに切り替えるのも一つの手だと思います。
実際にアップグレードを行った結果ハイローオーストラリアと何も変わらなくなっています。
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