バイナリーオプションを攻略するにはローソク足の意味を理解する必要があります。このページでは、ローソク足の基礎知識から、ローソク足の理解力が上がる攻略ツールの無料配布まで行っています。
ローソク足の攻略ツールを無料配布
無料配布
ローソク足の種類や意味を覚える事は、バイナリーオプションでの勝率を上げる為に重要な事になります。
しかし、覚えるローソク足の種類が多く、文字や画像だけではイメージしづらいと言う問題もあります。そこで、問題を解決する為に攻略ツールを開発しました。
攻略ツールでは、画面下のボタンをクリックすると、同じ条件のローソク足にサインが表示されます。さらに、ローソク足の特徴や投資家の心理がテキストで表示されるため、チャートを見ながら理解を深めることができます。
パターン名 | 投資家の心理・主なシグナル |
---|---|
陽の丸坊主 | 買いが非常に強く、上昇トレンドの兆し |
陰の丸坊主 | 売りが非常に強く、下落トレンドの兆し |
陽の大引け坊主 | 後半に買い優勢、高値引けで強気傾向 |
陰の大引け坊主 | 後半に売り優勢、安値引けで弱気傾向 |
陽の寄付き坊主 | 寄付きから上昇、やや押されつつも強気 |
陰の寄付き坊主 | 高く始まり下落、戻り少なく弱気 |
陽のコマ | 迷いがあるが、やや買い優勢 |
陰のコマ | 迷いがあるが、やや売り優勢 |
下ヒゲ陽線 | 買い戻しが強く、反発の兆し |
下ヒゲ陰線 | 買い支えあり、下げ止まりの可能性 |
上ヒゲ陽線 | 利確売り発生、高値警戒感 |
上ヒゲ陰線 | 高値から売り優勢、天井を意識 |
陽のカラカサ | 強い買い戻し、底打ちの可能性 |
陰のカラカサ | 買い支えあり、反発の期待 |
4値同時足 | 完全な様子見、無風の状態 |
トウバ | 拮抗状態、転換や迷いのサイン |
トンカチ | 上昇の限界、天井警戒 |
トンボ | 底打ち感が強まり、反転の期待 |
長足クロス | 売買拮抗、次の動き待ち |
【重要】攻略ツールの必要性
ローソク足に関しては、文字や画像だけでも知識を増やす事が出来ますが、非効率な学習方法なのであまりおすすめしていません。
ローソク足を本当に理解するにはローソク足の意味と、知りたいローソク足の前後がどの様になっているのか確認する必要があります。攻略ツールを使う事で、知りたいローソク足がすぐに見つかり、その前後の動きも瞬時に確認する事ができます。
攻略ツール(サインツール)の使い方
使い方
まずはコチラより攻略ツール(サインツール)をダウンロードして下さい。
MT5のダウンロード方法や攻略ツール(サインツール)の設置方法は関連記事をご確認下さい。

サインツールをMT5に設置すると「ナビゲーター」⇒「指標」の中に「candlestick」が表示されるのでそちらをダブルクリックします。
ポップアップが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
画面下に各ローソク足のボタン表示されるので、学習したいローソク足のボタンをクリックします。
ボタンの下にローソク足の形や投資家の心理が表示されます。
ローソク足の基本
まずローソク足で覚えて欲しいのが「陽線」と「陰線」の違いです。陽線と陰線では「始値」と「終値」の位置が異なるので、まずはこの違いを覚えましょう。「上ヒゲ」・「実体」・「下ヒゲ」もよくでてくるので、この機会に覚えておくことをおすすめします。
ローソク足の動きに関しては2パターンあり、どちらもローソク足にすると同じ形になります。
大陽線・大陰線を解説
大陰線
大陽線・陰陽線は実体が長く、ヒゲが短いローソク足になります。大陽線・小陰線は基本的に「売り買いの意欲が強い事」を示しています。
- 陽の丸坊主
- 陽の大引け坊主
- 陽の寄付き坊主
- 陰の丸坊主
- 陰の大引け坊主
- 陰の寄付き坊主
陽の丸坊主
陽の丸坊主は、上下にヒゲがまったくなく、始値から終値まで一直線に伸びた大きな陽線です。
このローソク足が出るのは、一日を通して売り注文が入らず、買い注文が圧倒的に強かったときです。特に終値がその日の高値とぴったり一致しているため、「買いたい人が最後まで多かった」状況が読み取れます。日足チャートで現れた場合は、次の日も価格が上がりやすく、相場が上昇トレンドに入る前兆とされることもあります。
終値が高値で終わったことで、強い買いの力を感じる人が多くなります。流れに乗ろうとする買いが入りやすくなります。
陰の丸坊主
陰の丸坊主は、上下にヒゲが一切なく、始値から終値まで一直線に下落した大きな陰線です。
このローソク足が出るのは、一日を通して買い注文が入らず、売り注文が優勢な相場状況です。特に終値がその日の安値と一致しているため、「売りたい人が最後まで多かった」ことが読み取れます。日足チャートで出現した場合は、次の日も下落が続きやすく、相場が弱気な流れに入る兆しとされることがあります。
終値が安値で終わったことで、売りの勢いが止まっていないと感じる人が多くなります。さらに下がる前に売っておこうと考える人が増えてきます。
陽の大引け坊主
陽の大引け坊主は、始値より安く始まり、一時的に下落したあと、終値がその日の高値と一致して引けた陽線で、下ヒゲがあり、上ヒゲがないのが特徴です。
このローソク足は、序盤こそ売りが優勢だったものの、安値圏での買いが入り、反発上昇した展開を表します。そのまま上昇が続き、最終的には高値引けとなったことから、買い圧力の強さがうかがえます。特に日足で現れた場合は、翌日以降も上昇が続きやすく、相場が強気に傾く前兆とされることがあります。
高値で終わったことから、買いが強く入った印象を持つ人が多くなります。その流れに乗ろうとして買い注文が増えてきます。
陰の大引け坊主
陰の大引け坊主は、始値がその日の高値より下にあり、終値がその日の安値と一致して引けた陰線で、下ヒゲがなく、実態が長いが特徴です。
このローソク足は、一時的に買いが入ったものの、その後は売りが優勢となり、安値圏まで下落した動きを表します。そのまま安値で引けたことから、売りの圧力が強かったことがわかります。特に日足で出現した場合は、翌日以降も下落が続きやすく、相場が弱気な流れに入る兆しとされることがあります。
安値で終わったことで、売りが続いていると感じる人が多くなります。戻りを待たずに売ろうとする動きが広がります。
陽の寄付き坊主
陽の寄付き坊主は、始値がその日の安値と一致し、終値が高値よりやや下で終わった陽線で、下ヒゲがなく、上ヒゲがあるのが特徴です。
このローソク足は、寄付きからしっかりと上昇したものの、終盤には少し売りが入り、高値をわずかに下回って引けた展開を表します。全体としては買いが強く、特に前半の上昇が際立っています。日足チャートで出現した場合は、翌日も上昇しやすい傾向があり、強気の地合いが意識されやすくなります。
始値が安く、そこから上昇して終えたことで「押し目だった」と感じる人が増えます。次も上がるかもしれないと期待して買いが入りやすくなります。
陰の寄付き坊主
陰の寄付き坊主は、始値がその日の高値と一致し、終値が安値より少し上で終わった陰線で、上ヒゲがなく、下ヒゲがあるのが特徴です。
このローソク足は、高値で始まったあとに売りが続き、終値が安値付近で引けた動きを表します。買い戻しはわずかで、1日を通して売りの圧力が強かったことがうかがえます。日足で出現した場合は、下落トレンドが続く可能性や、さらなる安値更新が意識されやすくなります。
高く始まったあと下がったことで、買いが続かなかった印象を持つ人が多くなります。「今のうちに売っておこう」と考える投資家が出てきます。
小陽線・小陰線を解説
小陰線
小陽線・小陽線は実体が短く、ヒゲが長いローソク足になります。小陽線・小陰線は基本的に「売り買いの意欲が低い事」を示しています。
- 陽のコマ
- 下ヒゲ陽線
- 上ヒゲ陽線
- 陽のカラカサ
- 陰のコマ
- 下ヒゲ陰線
- 上ヒゲ陰線
- 陰のカラカサ
陽のコマ
陽のコマは、上下に長いヒゲがあり、実体が小さい陽線です。
このローソク足は、買いがやや優勢ではあるものの、高値では売りが入り、安値では買い戻しが入っているような、売り買いの力が拮抗した場面に出現します。日足で現れた場合は、トレンドの途中で一服感が出たときや、流れが一時的に落ち着いた局面を示していることが多いです。
上下に動いたあと陽線で終わったことで、買いが少し優勢と感じる人もいます。ただ様子見の人も多く、次の動きに注目が集まります。
陰のコマ
陰のコマは、上下に長いヒゲがあり、実体が短い陰線です。
このローソク足は、相場が安値で始まり、いったん上昇したものの、終値は高値に届かず、始値に近い水準で引けた動きを表します。買いは入ったものの、途中で売り戻しが出て、方向感に乏しいまま1日を終えたことがうかがえます。日足で出現した場合は、上昇トレンドがいったん落ち着くサインとして意識され、その後の動きに注目が集まりやすくなります。
終値が下がって終わったものの、上下に迷いがあった印象を持つ人が多くなります。はっきりした動きが出るのを待つ投資家が増えてきます。
下ヒゲ陽線
下ヒゲ陽線は、実体が短く、下方向に長いヒゲを持つ陽線です。
このローソク足は、一時的に強く売られたあと、安値圏で買いが入り、そこから反発して終えた動きを表します。下値での買い意欲が強く、相場に対する押し目買いの姿勢がうかがえます。日足で出現した場合は、翌日以降の上昇につながる可能性があり、相場の転換点として意識されることもあります。
一度大きく下げてから戻して終わったことで、買いの力があると感じる人が多くなります。「このあたりが底かも」と期待して買いを入れる動きが出てきます。
下ヒゲ陰線
下ヒゲ陰線は、実体が短く、下方向に長いヒゲを持つ陰線です。
このローソク足は、強く売られたあとに反発が入り、安値からある程度戻して終えた動きを示します。終値は始値よりも低いものの、下値では買いの存在感があり、売り一辺倒ではなかったことが分かります。日足で出現し、直前まで下落トレンドが続いていた場合には、反転の兆しとして意識されやすくなります。
下げたあとに少し戻して終わったことで、下値に買い支えがあると感じる人がいます。下げ止まりのサインかもしれないと見て様子を見る人が増えます。
上ヒゲ陽線
上ヒゲ陽線は、実体が短く、上方向に長いヒゲを持つ陽線です。
このローソク足は、買いが優勢で一時的に高値を更新したものの、その後に売りが入り、上昇幅を削られて終えた動きを表します。ヒゲの上側では「高すぎる」と感じる投資家が多く、売り圧力がかかりやすい価格帯となっていることがうかがえます。日足で出現した場合は、上昇の勢いが鈍ってきたサインとして意識され、天井を警戒する動きが出やすくなります。
上がったあとに押し戻された形から、売りが出始めたと感じる人が多くなります。一度利益を確定しようとする人が増えてきます。
上ヒゲ陰線
上ヒゲ陰線は、実体が短く、上方向に長いヒゲを持つ陰線です。
このローソク足は、取引開始直後に買いが入り一時上昇したものの、高値圏で売りが強まり、結局は安値圏で引けた動きを表します。ヒゲの上側では「ここからは高い」と感じた投資家が多く、売り圧力がかかったことがうかがえます。特に上昇トレンド中に出現した場合は、反転の兆しや下落継続のサインとして意識されやすくなります。
高値から大きく下げて終わったことで、売りの力が強くなっていると感じる人が多くなります。「ここが天井かも」と考えて売りに回る人が出てきます。
陽のカラカサ
陽のカラカサは、実体が短く、下方向に長いヒゲを持つ陽線です。
このローソク足は、安値圏でいったん大きく下げたあとに反発し、最終的に陽線で引けた動きを表します。下値で買いが強く入っていることを示しており、売りから買いへの流れが感じられる場面です。特に下降トレンドの終盤に出現した場合は、反転上昇のサインとして注目されやすくなります。
下げたあとに陽線で終わったことで、強く買い戻された印象を持つ人が多くなります。反発のサインだと見て、底打ちを期待する買いが入りやすくなります。
陰のカラカサ
陰のカラカサは、実体が短く、下方向に長いヒゲを持つ陰線です。
このローソク足は、いったん大きく売られたあとにやや戻し、陰線で引けた動きを示します。下ヒゲが長いほど、安値での買い支えが強く働いたことがうかがえます。出現する位置によって意味が異なり、高値圏で出れば上昇の限界が意識され、安値圏で出れば反転上昇の兆しとして注目されることがあります。
いったん売られたあとに戻した形から、安値での買い支えを感じる人が多くなります。「ここが底かもしれない」と考える投資家が少しずつ出てきます。
十字線を解説
を解説
ローソク足の中でも実体がほとんどなく、十字架の様な形になるの足を「十字線」と呼びます。
- 4値同時足
- トウバ
- トンカチ
- トンボ
- 長足クロス
4値同時足
4値同時足は、始値・高値・安値・終値のすべてが同じ価格で揃った十字線です。ヒゲも実体もほとんどなく、見た目は横に一本の短い線になります。
このローソク足は、1日を通して価格がまったく動かなかったことを示しています。相場に方向感がなく、買いと売りのどちらにも勢いがない状態です。特に市場が様子見ムードに包まれているときや、材料が乏しく取引が控えられている場面で出現しやすくなります。
始値・高値・安値・終値が同じことから、まったく動きがなかったと感じる人が多くなります。「まだ判断のタイミングではない」と考えて静観する姿勢が強まります。
トウバ
トウバは、実体がほとんどなく、上下に長いヒゲが伸びた十字線です。その独特な形が卒塔婆(そとうば)に似ていることから、この名がついています。
このローソク足は、一時的に大きく動いたものの、買いと売りがぶつかって方向感がなくなり、結局は拮抗した状態で引けた動きを表します。高値圏で出現すると、上昇の勢いが弱まり、天井を示すサインとして警戒されやすくなります。一方、安値圏で出た場合は、下げ止まりや反発の兆しと考えられることもあります。
上下に動いたものの終値が始値に戻ったことで、売り買いの力がぶつかったと感じる人が多くなります。どちらに動くか分からず、様子見の状態が続きやすくなります。
トンカチ
トンカチは、実体が小さく、上方向に非常に長いヒゲを持つローソク足です。下ヒゲはほとんどなく、形が金槌(トンカチ)に似ていることから、この名前で呼ばれています。
このローソク足は、寄付きから買いが優勢となり、一時は高値をつけたものの、終盤に売りが強まり、上昇分をほぼ打ち消して終えた動きを表します。特に上昇トレンドの途中や高値圏で出現した場合は、天井形成や反転下落のシグナルとして意識されやすくなります。
高値から押し戻された形を見て、上昇が止まったと感じる人が増えてきます。そろそろ売っておこうと考える投資家が現れやすくなります。
トンボ
トンボは、上ヒゲがなく、長い下ヒゲを持つ十字線のローソク足です。始値と終値がほぼ同じ水準で、実体が非常に小さいのが特徴です。
主に下降トレンドの終盤に出現し、安値圏で強く買い戻されたことを示します。相場が一時的に大きく下落したものの、終値が戻ったことで、反転の兆しとされることが多いです。
一度大きく売られたにもかかわらず、終値が始値まで戻ったことで「これ以上は下がらない」という安心感が広がります。反発上昇を狙って買いを入れる投資家が増えてくる場面です。
長足クロス
長足クロスは、上下に長いヒゲを持ち、始値と終値がほぼ同じ位置で終わる十字線です。
このローソク足は、相場が一時的に大きく上下に動いたものの、最終的には元の水準に戻ったことを示します。高値圏で出現すれば天井を、安値圏で出れば底打ちを示唆するサインとされます。
売りと買いの力が拮抗し、方向感を失った状態です。どちらに動くか迷っている投資家が多く、次の動きが出るまで様子見の姿勢が強くなります。
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