ハイローオーストラリアの15秒取引は本当に危険なのか?負けが確定する引き分けの発生率を時間帯ごとに検証しました。さらに、15秒取引攻略に適した時間帯や、移動平均線を使った取引方法まで紹介しています。
15秒取引とは | 15秒で完了するハイローオーストラリア最短の取引方法 |
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ペイアウト率 | 1.95倍~2.05倍(通貨ペアによって異なる) |
実質ペイアウト率 | 引き分け率によって 1.6倍~1.9倍 まで下がる可能性あり |
取引可能な通貨ペア | USD/JPY、EUR/USD など11種類 |
引き分けのリスク | 短時間のため引き分け(ドロー)になりやすい |
値動きの重要性 | 値動きが少ない時間帯は引き分けが増え、実質ペイアウト率が低下 |
おすすめの取引時間 | 21:30~24:00(ゴールデンタイム) が最適 |
危険な時間帯 | 深夜3時以降 は値動きが少なく引き分けが増える |
攻略法 | MT5の移動平均線を活用し、トレンドを把握 する |
ハイローオーストラリアの15秒取引とは
1.95倍~2.05倍
ハイローオーストラリアの15秒取引とは、15秒で取引が完了する取引方法でハイローオーストラリアでは最短の取引方法になります。
取引出来る通貨ペア数は11種類と限られていますが、ペイアウト率は「1.95倍~2.05倍」と高くなっています。
通貨 | ペイアウト率 |
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EUR/USD | 2.05倍 |
AUD/USD | 2.05倍 |
USD/JPY | 2.05倍 |
EUR/JPY | 2.0倍 |
AUD/JPY | 2.05倍 |
GBP/JPY | 2.0倍 |
NZD/JPY | 2.0倍 |
BTC/USD | 1.95倍 |
ETH/USD | 1.95倍 |
BTC/JPY | 1.95倍 |
ETH/JPY | 1.95倍 |
取引通貨毎に取引終了時間が異なり、NZD/JPYの「8時~翌3時」とその他の取引通貨が「8時~翌5時」になっています。
15秒取引が出来るバイナリーオプション業者
15秒取引が出来るバイナリーオプション業者は「ハイローオーストラリアのみ」となります。良くも悪くも、15秒取引に手を出せるのはハイローくらいでしょう。
他のバイナリーオプション業者が30秒~1分が最短取引時間になるので、ハイローオーストラリアが頭一つ抜け出しています。
バイナリー業者 | 最短取引時間 |
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ハイローオーストラリア | 15秒 |
ザ・オプション | 30秒 |
ブビンガバイナリー | 1分 |
Bi-Winning | 1分 |
ファイブスターズマーケッツ | 1分 |
ハイローオーストラリア15秒Turboの取引時間
15秒Turbo取引が出来るのは大きく分けると「外国為替」と「仮想通貨」に分かれます。外国為替と仮想通貨では取引できる曜日が異なりますので、ご注意下さい。
15秒Turbo取引 | ペイアウト倍率 | 取引時間 |
---|---|---|
EUR/USD | 2.05倍(NEW) | 8:00am ~ 翌日5:00am |
AUD/USD | 2.05倍(NEW) | 8:00am ~ 翌日5:00am |
USD/JPY | 2.05倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
EUR/JPY | 2.0倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
AUD/JPY | 2.05倍に変更 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
GBP/JPY | 2.0倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
NZD/JPY | 2.0倍 | 8:00am ~ 翌日3:00am |
外国為替の15秒Turbo取引は月曜日から金曜日まで取引可能になります。取引通貨によって異なりますが、USD/JPYの場合土曜日の早朝5時まで取引可能になっています。
取引出来る通貨の数はやや少ないのですが、全て人気の取引通貨になっています。
15秒Turbo取引 | ペイアウト倍率 | 取引時間 |
---|---|---|
BTC/USD | 1.95倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
ETH/USD | 1.95倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
BTC/JPY | 1.95倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
ETH/JPY | 1.95倍 | 8:00am ~ 翌日5:00am |
仮想通貨の15秒Turbo取引は月曜日から土曜日まで取引可能になります。仮想通貨は日曜日の早朝5時まで取引可能になっています。
ハイローオーストラリア15秒取引のやり方
ハイローオーストラリアの取引画面を開き、画面左上部にある「Turbo」を選択します。
画面左上部にある「全ての取引時間」より「15秒」を選択します。
画面左上部にある「全ての資産」より「取引したい通貨ペア」を選択します。※今回はUSD/JPYを選んでいます。
①取引したい通貨ぺアになっているか確認を行う。
②取引したい金額を入力。
③「High」か「Low」をクリックして注文を確定させる。
15秒取引のペイアウト率が高い理由(からくり)
を知っておこう
ハイローオーストラリアの15秒取引では、「USD/JPYのペイアウト率が2.05倍」と高めに設定されています。2倍以上のペイアウト率は魅力的に感じますが、それには必ず理由があります。
もし理由がなければ、適当に取引しても確率的に利益が出てしまうからです。
15秒取引は短時間のため、引き分け(ドロー)になりやすい特徴があります。
ハイローオーストラリアでは、引き分けは負けと判断されるため、引き分けが多い時間帯では実質的なペイアウト率が2倍を下回ってしまいます。
15秒取引は、取引時間が非常に短いため、値動きの幅がごくわずかになります。この小さな変動を正確に予想するのは難しく、ギャンブルのような取引になってしまう可能性があります。
【危険】15秒取引の引き分け(ドロー)率
4%〜18%程
【USD/JPY 15秒取引】で、18時〜4時の間に各時間50回ずつランダムに取引を行い、引き分け(ドロー)になる確率を調べました。これはあくまでランダムな取引の結果なので、しっかり分析して取引すれば、もう少し良い結果が期待できると思います。
検証時間 | 18時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 6回 |
1回の値動き(平均) | 0.00824 |
検証時間 | 19時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 8回 |
1回の値動き(平均) | 0.00682 |
検証時間 | 20時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 4回 |
1回の値動き(平均) | 0.00654 |
検証時間 | 21時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 5回 |
1回の値動き(平均) | 0.00382 |
検証時間 | 22時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 7回 |
1回の値動き(平均) | 0.00706 |
検証時間 | 23時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 6回 |
1回の値動き(平均) | 0.008 |
検証時間 | 24時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 3回 |
1回の値動き(平均) | 0.0102 |
検証時間 | 1時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 2回 |
1回の値動き(平均) | 0.01158 |
検証時間 | 2時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 9回 |
1回の値動き(平均) | 0.00742 |
検証時間 | 3時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 8回 |
1回の値動き(平均) | 0.00534 |
検証時間 | 4時 |
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検証回数 | 50回 |
引き分け | 6回 |
1回の値動き(平均) | 0.00392 |
取引時間 | 引き分け回数 | 引き分け確率 |
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18時 | 6回/50回中 | 12.0% |
19時 | 8回/50回中 | 16.0% |
20時 | 4回/50回中 | 8.0% |
21時 | 5回/50回中 | 10.0% |
22時 | 7回/50回中 | 14.0% |
23時 | 6回/50回中 | 12.0% |
24時 | 3回/50回中 | 6.0% |
1時 | 2回/50回中 | 4.0% |
2時 | 9回/50回中 | 18.0% |
3時 | 8回/50回中 | 16.0% |
4時 | 6回/50回中 | 12.0% |
15秒取引の実質ペイアウト率
1.6倍~1.9倍
15秒取引では、ランダムに取引をすると「4%〜18%ほど引き分け」になることがあります。今回の検証で一番引き分けの発生率が高かった2時台(引き分け発生率18%)の場合、実質ペイアウト率は1.67倍まで下がってしまうので、15秒取引で行う事で損をする可能性があります。
引き分け率 | 勝率(ランダム) | 実質ペイアウト率 |
---|---|---|
4% (0.04) | 48% | 1.968 |
5% (0.05) | 47.5% | 1.947 |
6% (0.06) | 47% | 1.926 |
7% (0.07) | 46.5% | 1.905 |
8% (0.08) | 46% | 1.884 |
9% (0.09) | 45.5% | 1.863 |
10% (0.10) | 45% | 1.842 |
11% (0.11) | 44.5% | 1.821 |
12% (0.12) | 44% | 1.800 |
13% (0.13) | 43.5% | 1.779 |
14% (0.14) | 43% | 1.758 |
15% (0.15) | 42.5% | 1.737 |
16% (0.16) | 42% | 1.716 |
17% (0.17) | 41.5% | 1.695 |
18% (0.18) | 41% | 1.674 |
【要確認】15秒取引のデメリット
ハイローオーストラリアの15秒取引する前に必ず確認しなければならないのが15秒取引のデメリットになります。デメリット知らないまま取引すると高確率で負けてしまいます。
- 15秒取引ではトレンドが発生しにくい
- そもそも15秒取引でトレンドを確認するのは難しい
- 射幸性が高すぎる
15秒取引ではトレンドが発生しにくい
ハイローオーストラリアで取引されている方の多くはトレンドを取引の判断基準にしています。上昇トレンドの時は「High」、下降トレンドの時は「Low」にエントリーすることで勝率を上げる事が出来ます。
こちらの画像は21時台のチャートの画面になります。全てレンジ相場になるかと言えば、そうではないのですが、画像の様にトレンドが発生しづらいのは事実です。
深夜3時台はトレンドが発生する事がほとんどなく、綺麗なレンジ相場になっています。深夜3時から5時に取引するのは自滅行為なので絶対に辞めましょう。
そもそも15秒取引でトレンドを確認するのは難しい
15秒取引画面に映っている、チャートは約1分30秒分になります。これはMT4の1分足のローソク足を2本分だけ見て取引しているのと同じになります。

1分足のローソク足を2本見ただけで、あなたはトレンドが発生しているのか判断する事ができますか?
即ち15秒取引ではMT4を有効に活用する事ができず、感を頼りにした取引になってしまいます。これではギャンブルと変わりません。
射幸性が高すぎる
射幸性は取引時間が短ければ短い程、高くなります。射幸性を抑える為に国内バイナリーオプションは最低取引時間は2時間と決まっています。

2時間が本来許される時間であるのなら、15秒とはいったい?
ハイローオーストラリアの15秒取引は射幸性の獣と言えるでしょう!それでも!
ハイローオーストラリア15秒取引の攻略法
ハイローオーストラリアの15秒取引で勝負をされたい方は以下の攻略法も取り入れる事をおすすめします。特に取引時間は重要です。
- 取引が活発な時間を狙う
- 15秒取引を移動平均線で攻略
- 米雇用統計など経済指標発表時を狙う
- 15秒取引ではなく15分取引を行う
取引が活発な時間を狙う
15秒取引の最大のデメリットは「購入レート」と「判定レート」が同じになることによる、ハイローオーストラリア側の勝ち判定になります。
その為、15秒取引では取引が活発な時間を選ぶ必要があるのです。取引が活発な時間はトレンドが発生しやすく、「購入レート」と「判定レート」が同じになりにくくなります。
東京市場 | 8時から10時 |
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ロンドン市場(夏) | 16時から19時 |
ロンドン市場(冬) | 17時から20時 |
ニューヨーク市場(夏) | 21時から深夜2時 |
ニューヨーク市場(冬) | 22時から深夜3時 |
とくにおすすめなのはニューヨーク市場が開く21時以降になります。逆に東京市場はレンジ相場になりやすいのであまりおすすめする事が出来ません。
15秒取引を移動平均線で攻略
移動平均線で攻略
15秒取引の課題は、十分な分析ができないことです。チャートに表示されるのは約2分間の値動きだけなので、トレンドを把握するのが難しくなります。
対策としては15分取引のチャートと15秒取引のチャートを比較しながら取引を行う事でトレンドの把握が可能になります。
画像は15分取引のものですが、15秒取引とは異なりトレンドの確認が容易となります。
ハイローオーストラリアの15分取引のチャートでも良いのですが、より正確にトレンドを確認する為にMT5の移動平均線の利用をおすすめしています。
画像に様にMT5とハイローオーストラリアを横並べにする事で、現在のトレンドを確認しながら取引を行う事が出来ます。
MT5の移動平均線を2本引く事で、ゴールデンクロスやデッドクロスの確認ができるので、ハイローオーストラリアのチャートよりも分析力が上がります。
また、ローソク足の長さを見る事現在の値幅も確認する事が出来ます。
15秒取引の攻略法で最も簡単なのが、トレンド中の反発狙いです。上昇トレンド中に大きな下落があった場合反発する可能性が高くなります。
実際に取引をしてみたのですが、しっかり反発しています。
米雇用統計など経済指標発表時を狙う
米雇用時計などの経済指標発表直後は大きく値が動きます。
経済指標発表直後は値動きが激しいので本来は避けるべき時間と言えますが、15秒などの短時間取引であれば、流れに沿って取引をする事で勝てる可能性が高まります。
一点だけ問題があるとすれば、ハイローオーストラリアは値動きが激しいと約定拒否が発生しやすくなります。約定拒否でタイミングを逃した場合は無理して取引をせずに、次の経済指標発表日を待ちましょう。
経済指標の中でも特におすすめなのは「米雇用統計」になります。
米雇用統計の発表日時は「第一金曜日のアメリカ東部時間の朝8時30分」になります。
日本とアメリカでは時差があるので、日本時間では21時30分(夏時間)、もしくは22時30分(冬時間)に発表されます。
夏時間と冬時間細かく伝えると難しくなるので、ざっくり伝えると以下の様になります。
夏・冬時間 | 期間 | 発表時間 |
---|---|---|
夏時間 | 4月から10月 | 日本時間21時30分 |
冬時間 | 11月から3月 | 日本時間22時30分 |
時間 | Turbo/Highlow | Turbo/Highlow(スプレッド) |
---|---|---|
15秒 | 2.1倍 | なし |
30秒 | 2.0倍 | 2.30倍 |
1分 | 1.95倍 | 2.20倍 |
3分 | 1.90倍 | 2.05倍 |
5分 | 1.87倍 | 2.0倍 |
15分 | 1.85倍 | 2.0倍 |
1時間 | 1.90倍 | 2.0倍 |
1日 | 1.95倍 | 2.0倍 |
【必須】15秒取引をデモ取引で体験しよう
ハイローオーストラリアの15秒取引は、他の取引時間に比べて難易度が高くなっています。その為、いきなり取引するのではなくデモ取引で体験される事をおすすめします。
可能であれば、15秒取引、15分取引、1時間取引で試される事をおすすめします。基本的に取引時間長い程勝ちやすくなっています。
15秒取引のサインツールに騙されるな
ハイローオーストラリアの15秒取引では既にサインツールが出回っています。15秒と言う短い時間で正確なサインを出す事はほぼ不可能と言えます。
15秒のサインツールの多くは、利用者を勝たせるために作ってはいません。それっぽものをつくり、最終的には高額なサインツールへ誘導する為に作られています。
それ以外だと、アフィリエイト報酬を目的としていますので、利用者が勝っても、負けても関係が無いのです。

当サイトから、言える事は15秒取引のサインツールは危険!以上になります。
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